☆OKATAN☆ヤマトシマドジョウ（Y94集団）＠山口

☆飼育環境☆
最大サイズ：11㎝程度（関東の個体群は8cm程度）
飼育水槽：45㎝～
水温：5～28℃
水質：弱酸性～中性
餌：冷凍赤虫・人工飼料
人工飼料餌付け難度：容易
混泳難度：容易
寿命：自然下2年程度・飼育下3年以上

＊上記スペックは、魚の状態維持を保証するものではございません。


水槽環境に馴染んでしまえば飼育は容易ですが、低水温時に粘膜異常を起こすことがあるため、特に冬季の水槽導入時は丁寧な手順で導入した方がいいです。砂に潜る性質があるため、水草水槽にはあまり向きません。

餌は人工飼料に餌付きますが、環境に慣れないうちは食べているようで食べていない事がありますので、落ち着いた環境を作ってあげた方がいいです。また、他の魚用の餌の"おこぼれ”でなくドジョウ専用の餌を与えた方が痩せにくいです。

人工繁殖可能かどうかは不明です。

販売価格
800円（税込み）
会員価格
640円（税込み）
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カテゴリー
ドジョウ類
☆OKATAN☆ヤマトシマドジョウ（Y94集団）＠山口
雌雄：指定不可
採集地：山口県（天然採集）
採集可能期：6月または10～11月

標準和名：ヤマトシマドジョウ
学名：Cobitis matsuabrae
分類：コイ目ドジョウ科シマドジョウ属
自然分布：山口県西部・九州・壱岐島・天草下島
保全状況評価：絶滅危惧II類（VU）
繁殖期：4～6月

河川の中～下流域の穏やかな流れのある砂底や砂礫底、水の綺麗な湖沼の平瀬や淵に生息しています。

かつてヨーロッパに分布する"タイリクシマドジョウ”と同種とされていたことがあり、生息地にある古い看板にはその名が使われていることもありますが、形態的にも遺伝的にも異なるため全くの別種です。

ヤマトシマドジョウには染色体数の異なる5集団があり、山口県にはY98集団・Y94集団・染色体数不明集団が生息しています。
山口県のY94集団は瀬戸内海流入河川に生息しています。Y94集団には見た目がチュウガタスジシマドジョウっぽい個体もいます。

同所的に同属のスジシマドジョウ類と生息していることがありますが、第２口髭が長いことで区別可能です。また、オオシマドジョウとはオスの胸鰭骨質盤の形状で区別可能であり、生息している川が異なるため区別可能です。
ヤマトシマドジョウA型とは形態的特徴に違いはありませんが、生息地が重複しません。